タイトルは旅人です。旅の途中、見知らぬ街でいつの間にか眠りについて、気づけば夜明け前になっていて、ふと、あなたはどこにいるのだろうと思うわけです。祈りながら朝日を待つ旅の空は良く晴れて、空に光る流れ星が見えると、思うのです。願い事は叶うだろうって。街中であなたによく似た人とすれ違うと、その人影は足早に振り返らず過ぎ去って行ってしまいます。正午過ぎの光と熱はたまらなく 暑くて、午後の光の中、眩暈覚えて物陰に佇むわけです。いつの日か巡り合う運命の赤い星を求めて、旅を続けるのですが、今年もまた時が巡り、季節変わり年を重ねます。そんな歌です。