アルバムタイトル「Song Cry」は、自身が10代でヒップホップにのめり込み人生を変えるきっかけになった一枚、Jay -Z 「 The Blueprint 」に収録の”Song Cry”からインスピレーションを受けた。同曲はJay-Zが長年付き添った彼女との別れを描いた一曲で、曲中に “I can‘t see ’em comin‘ down my eyes. So I gotta make the song cry.” = 涙を流すワケにはいかないから代わりにこの曲に泣いてもらうんだ、という一節があり、言葉ではなく音で思いを表現するプロデューサーとしての自身の境遇に重なり、オールセルフメイドに拘った渾身のファーストアルバム。