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アルバム・レビュー
ソロでは初のまとまった作品のリリースとなる
"Kyons"のEP『The Freazy's Parody』
今作は90s~2000sのあの名曲をサンプリング、オマージュ、そして"Parody"した6曲で構成されるEPである。
1曲目は、Nasの"NY State of Mind"にインスパイアされ、Kyons自身の地元・京都府宇治市を軸に生み出された"Kyons"の今の等身大とその先をスピットする『0774 State of Mind』で幕を開ける。
続く2曲目の『I Need a Hood Kidz』では、その宇治市で過ごすKyonsのChillなノリと必要以上に欲しがらない素のままを歌う。
3曲目には、あの往年のヒットチューンを正に"Parody"した『Suga』が軽やかに耳元を駆け抜けてゆき、4曲目はこれも2000年前半のヒットチューンである"Can't Let You Go"を意識したビートにHIPHOPに対しての想い、所謂Rapperらしいバースで構成された『Can't Let U Go』が続く。
5曲目は、シングル先行配信&MVも公開されている『2 Phonez』
この曲で一番濃い反応があったのはリスナーでもプレイヤーでも無く地元の友達からであったと語るKyons。
正に本人が歌う内容からして当然かつ、1番Kyons自身が重きを置く昔から繋がりのある人間からのプロップスが証明された一曲だ。
そして今作の最後を飾るのが、これまた90年代の超絶ヒットチューンであるあの曲を、2023年に蘇らせた『Still Not a Playerz』
あの名曲の雰囲気はそのままにKyonsらしいワードセンスとムードで作られた、文句無しに踊れるParty Tuneで今作は幕を閉じる。
どの曲もKyons本人が非常に影響を受け、ヘビーにリピートしていた楽曲を、
2023年にアップデートさせた6曲で構成される『The Freazy's Parody』
Kyons自身は、
「自分で特に良く聴いていた曲の様な、何回も自分で聴きたくなる6曲が出来た。」
「自分がただのヘッズでもプレイリストに入れたくなる曲」と語る。
今作がKyonsの初のEPなのに、これを聴いて何故か懐かしくあの時を思い出すそこのあなたは、間違いなくHIPHOPと、このEPに愛をもって楽しんで聴いてくれているに違いない。
サンプリングでも無くオマージュでも無い"Parody"
そこには遊び心が詰まっている故のニュアンスであろう。
"Kyons 1st EP『The Freazy's Parody』"
今年間違いなく必聴の一作。
"Kyons"のEP『The Freazy's Parody』
今作は90s~2000sのあの名曲をサンプリング、オマージュ、そして"Parody"した6曲で構成されるEPである。
1曲目は、Nasの"NY State of Mind"にインスパイアされ、Kyons自身の地元・京都府宇治市を軸に生み出された"Kyons"の今の等身大とその先をスピットする『0774 State of Mind』で幕を開ける。
続く2曲目の『I Need a Hood Kidz』では、その宇治市で過ごすKyonsのChillなノリと必要以上に欲しがらない素のままを歌う。
3曲目には、あの往年のヒットチューンを正に"Parody"した『Suga』が軽やかに耳元を駆け抜けてゆき、4曲目はこれも2000年前半のヒットチューンである"Can't Let You Go"を意識したビートにHIPHOPに対しての想い、所謂Rapperらしいバースで構成された『Can't Let U Go』が続く。
5曲目は、シングル先行配信&MVも公開されている『2 Phonez』
この曲で一番濃い反応があったのはリスナーでもプレイヤーでも無く地元の友達からであったと語るKyons。
正に本人が歌う内容からして当然かつ、1番Kyons自身が重きを置く昔から繋がりのある人間からのプロップスが証明された一曲だ。
そして今作の最後を飾るのが、これまた90年代の超絶ヒットチューンであるあの曲を、2023年に蘇らせた『Still Not a Playerz』
あの名曲の雰囲気はそのままにKyonsらしいワードセンスとムードで作られた、文句無しに踊れるParty Tuneで今作は幕を閉じる。
どの曲もKyons本人が非常に影響を受け、ヘビーにリピートしていた楽曲を、
2023年にアップデートさせた6曲で構成される『The Freazy's Parody』
Kyons自身は、
「自分で特に良く聴いていた曲の様な、何回も自分で聴きたくなる6曲が出来た。」
「自分がただのヘッズでもプレイリストに入れたくなる曲」と語る。
今作がKyonsの初のEPなのに、これを聴いて何故か懐かしくあの時を思い出すそこのあなたは、間違いなくHIPHOPと、このEPに愛をもって楽しんで聴いてくれているに違いない。
サンプリングでも無くオマージュでも無い"Parody"
そこには遊び心が詰まっている故のニュアンスであろう。
"Kyons 1st EP『The Freazy's Parody』"
今年間違いなく必聴の一作。